寝具製作事例No.156『ある時ないときの羽毛ふとん』
今回は製作したわけではないのですが
羽毛リフレッシュから新しい羽毛ふとん購入へと
お話がシフトしました。
羽毛リフレッシュをする場合は見極めが重要に
なります。大半のものは羽毛リフレッシュを
することは出来ますが果たしてそれが良い判断なのか?
という事を考えなくてはなりません。
あまりにも劣化が進行している場合に
リフレッシュを行ってもあまり良い感じに再生が
出来ない。若しくは新しい羽毛を沢山充填しないと
良い仕上がりになりません。コストを掛けても
仕上がりがイマイチならば新しいものを買った方が
良いですよね。
逆に状態が良く品質の良い羽毛なら
新品のものを買われるよりもリフレッシュを
おススメします。新品を買うよりも安く
仕上がりも良いですし、この時に生地を
もっと軽くしたい。サイズを変えたいなど
自身の身体に合うようにカスタムするもの良いです。
今回はお客様の『新品を購入』という判断で
予算に合うこちらの羽毛ふとんをおススメさせて
頂きました。80サテンという比較的価格帯の
高めの物に使用される軽めで滑らかな生地です。
生地が軽いという事はそれだけ暖かい空気を
含んだ層を厚く確保できるという事です。
正直、中身はホワイトダック90%の
一般的なレベルのダックダウンです。しかし
縫製が弊店こだわるフィット感を引き出してくれる
細かいマス目で35マス(一般品は15~20マスが多いです)
そして80サテンで生地が軽い。決して高級品とは
言えませんが手軽な割に出来の良い羽毛ふとんです。
弊店オリジナルではありませんが
充填量は弊店用に合わせて貰っています。
ただし、生地が80サテンでお買い得品なので
在庫はあったりなかったりなので常時在庫
とは言えないのが辛いところ…(^^;
えびすやの得意な仕事
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