寝具製作事例No.143『嫁入ふとんを再生』
2019年12月26日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品
今でこそそういう風習が無くなりましたが
婚礼ふとんに自分たちが使うもの以外に
来客用座布団20枚、来客用ふとん2組といった
ものを持っていってたのです…。
それを使わずそのまま押し入れに…。と
いう事があるのです。それが勿体ないのですが
どうしたらよいでしょうか?そんなご相談を
受ける事があります。
敷ふとんは使っていらっしゃるのですが問題は
掛けふとんです。今でこそ、綿を軽めに
仕立てますがその当時、かなりの量の綿で
仕立てるのが一般的だったようで中には4㌔
超えてるものを見たことがあります。
(えびすやは基本3㌔で仕立てています)
綿が膨らんでいる方が婚礼時に見栄えが
するからかな?と想像します。
だからその重さを嫌って使っていない
ケースがよくあるのです(^^;
今回はその使っていない掛けふとんを利用して
敷ふとんをお作りさせて頂きました。
今回の敷ふとんのお仕立ては
お盆・お正月に帰省される子供さんやお孫さんの
為のお布団として用意されるものです。
こういう敷ふとんが数枚あると便利ですよね。
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